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「ふぐ」の内臓には猛毒があります。そのため専門の資格をもった調理師しか「ふぐ料理」を捌けません。
しかしせっかく遠州灘で水揚げされる「天然とらふぐ」を地元特産品として育てようという気運が、かんざんじ温泉を中心に高まり、2003年に念願の「ふぐ加工処理工場」を設立。『遠州灘天然とらふぐ』のブランド名で浜名湖ブランドとして地元で気軽に味わえるようになりました。
「天然とらふぐ」漁は舞阪港では10月より解禁になります。これを受け、毎年10月からかんざんじ温泉では遠州灘天然とらふぐ料理がお召し上がりいただけます。
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- ひれ酒
- コクのある味わいが口の中に広がり体に染み渡ってきます。心地よい旨みは食欲を一層掻き立てる、贅沢な一杯です。
- ひれ酒は、日本酒に含まれる「コハク酸」と、ひれに含まれる「イノシン酸」の相性が抜群だから美味しいのです。
- ふぐはどんな食材?
- 『天然とらふぐ』の白身は、「高タンパク・低脂肪」、そして皮にはコラーゲンも豊富で肌の老化防止や抗がん作用にも効果がある健康・美容にも最適な食材です。
- 『白子』とは?
- ふぐには雄・雌、そして両性があり、オスの精巣を白子という。なかでもトラフグの白子は「白いダイヤ」とも呼ばれ、ほかのどの食べ物と異なった、その味と食感は、古くから多くの美食家たちを「とりこ」にしています。
- ふぐは膨らみます!
- ふぐには「胃」がない代わりに、特殊な「袋」があり、外敵を威嚇するときに、水や空気を吸い込み膨らみます。また、餌を捜すときにも砂を吹き飛ばす為膨らませます。
- ふぐは唯一目を閉じる魚
- 眼の周りにある弛んだ皮をカメラのシャッターを絞るように目を閉じます。そして目を閉じて睡眠もします。ちなみに寝る時は砂場に潜り、目だけを出して寝るのも特徴です。
- 「ふぐ禁止令」とは・・・
- 安土桃山時代。時の関白・豊臣秀吉の朝鮮出兵のおり、下関に集結した武士達が「ふぐ」を食べ、その多くがふぐ中毒で死亡。立腹した秀吉が、日本で最初に「ふぐ禁止令」を出しました。その後、江戸時代に入り、あちこちの藩でも禁止令が出されました。特に黒田藩や長州藩では「ふぐ」を食べ、中毒死した場合、お家断絶という厳しい厳罰が与えられました。
- 「ふぐ禁止令」解禁!
- 明治に入り、伊藤博文が下関・春帆楼に来た時の事です。あいにくの「しけ」で、その日の漁がなく、女将がその旨を伝えると、「せっかく下関に来て、魚がないとは・・・」と嘆く博文に、女将はお手討ち覚悟で禁令の「ふぐ」を出しました。すると「こんな旨いものを食べない法はない」と博文はすぐに山口県での禁止令を解かせたのです。しかし、ふぐ禁止令の解禁は山口県だけで、その後合法的に「ふぐ」を食べるには戦後を待ってからとなりました。
- うなぎ・和食処 松の家
昭和44年創業の味を今に受け継ぐ鰻・和食の店
営業時間 | 平日 10:30~19:30 土日祝 10:30~20:30 |
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定休日 | 火曜定休 |
電話 | 053-487-0108 |
URL | https://unagi-matsunoya.com/ |
- 料理民宿 松一
季節の「煮魚」が好評。民宿ならではの素朴な真心で、美味しい旬の手作りのお料理でおもてなしします。
フラワーパークの正面です。
営業時間 | 10:00~17:00 |
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定休日 | 不定休 |
電話 | 053-487-1414 |
URL | http://www.matsuichi.net/ |